ご自宅で愛されるお味噌を手作りする

わが家の味を、お子さんと
手作りしませんか？

手づくり味噌で笑顔の子どもたち

: 小泉麹屋は、創業150年の麹屋です。独自の麹作りをつづけ、戦後から味噌作りも始めました。当店の麹は、麹菌を米の外側に生やすため、より食材をまろやかにする働きがあります。この米こうじと、小麦のこうじをブレンドして味噌を作ると深い味わいになることを三代目麹師が発見し、現在もそのレシピで横浜贅沢三昧を作り、多くのお客様にお味噌の驚きをご提供していると自信を持っております。

美味しいお味噌は、原材料の良さ、麹のでき具合、そしてその配合レシピによって決まります。手しごとですので、原料にストレスをかけず、手の弾力を使って製造することも、食品製造においては、美味しさを創り出すために大切なことです。

美味しいお味噌と、愛されるお味噌

さて、自分の家庭で作るお味噌というのも、最高に美味しく、お子さん、お孫さんへと愛される味を伝えるお味噌となります。私も子どもの頃は気づきませんでしたが、「うち」を思いだすとき、一緒に家庭料理が思い出されませんか。シンプルな塩おむすび一つを考えても、コンビニのおむすびと、母がにぎってくれたおむすびでは、全く味が違うのは、不思議なものですね。

家で手づくりすること、それは、食べものを美味しくする魔法のようです。昔の人は、みな家庭で味噌を手づくりしていました。そして「うちのが一番美味しい！」と味噌自慢をしたことから、「手前味噌」という言葉が生まれました。

現代では、お味噌を家庭で作ることは、ほとんど無くなってしまいましたが、美味しいお味噌は買えても、美味しくて愛されるお味噌は、家庭で作るものなのだと思います。

麹菌をつかって発酵食品を作ることができるのは日本だけ

みそ汁が嫌いな日本人を見つけるのって、けっこう難しいと思います。それくらい、味噌は日本の食文化の中心となっています。お味噌が美味しいのは、目には見えませんが、麹菌の働きのおかげです。麹ってすごい！

麹に含まれる酵素が、大豆の米のでんぷんやタンパク質などを分解し、でんぷんを糖に、タンパク質をアミノ酸に変えます。アミノ酸に変化すると、人が美味しいと感じる味になります。アミノ酸の化学調味料を見かけますが、麹を使うと、化学調味料なしで、食材そのものから、うまみを引き出せるんですよ。

味噌は、大豆と塩・こうじをまぜて作りますが、大豆をそのまま食べるより味わい深く、栄養価も高いのです。発酵食品として良質の菌が生きていて、私たちのからだに入り、免疫力を高めてくれます。

この麹菌が生息できるのは、日本だけと言われ、日本特有の気候や環境があってこそ味噌作りができます。世界からみたら、とても希少な食の恵みなのです。

: おいしいお味噌がひとつあると、それだけでご馳走ですから、食事の準備も楽になりますよ。野菜を切って味噌にディップする、味噌にマヨネーズや、にんにくを混ぜれば、味の違いも楽しめます。

自画自賛したい、愛されるお味噌づくりを

わが家だけの味と香りは絶品で、まさに自画自賛したくなる手前味噌ができあがります。家に住み着いている他の菌や、お子さんの手にいる菌たちも、味噌作りを手伝います。だからこそ、ご家庭唯一の味「手前味噌」ができあがります。

仕込んだ後は、3ヶ月～半年ほど寝かせるので、作るたのしみと、待つ楽しみがあります。もちろん、食べる楽しみも。「お味噌汁を食べなかった子ども達が、自分で作った味噌で作った味噌汁は喜んで食べています」とお便りをいただくと、私たちもとても嬉しいです。

小泉麹屋では、手づくり味噌キットとして2タイプをご用意しています。

手作り味噌キット「あなたも味噌職人」(愛称:みそしょく)は、つぶし大豆、麹と塩のセットです。混ぜるだけでお味噌ができますので、味噌作り初めての方や、忙しい方におすすめです。

手作り味噌キット「お味噌れしました」(愛称:おみそれ)は、茹でていない大豆と、麹のセットです。お味噌の食感は、大豆の茹で加減やつぶし加減でも変わってきます。より自分好みの食感にしたいこだわり派におすすめします。塩はセットになっていませんので、お好きなお塩で味噌作りをお楽しみください。できあがりお味噌の通販はこちら。